2016年5月13日金曜日

 Big Two-Hearted River



邦題「二つの心臓の大きな川 第二部」
作者はアーネスト ヘミングウェイ

この本は随分前に読んだことがある
ニック アダムス物として知られている
フライで鱒を釣る場面が印象的だが、
そば粉のパンケーキの記述があったので覚えている




新潮文庫 ヘミングウェイ全短編集1 高見 浩=訳では

素早くソバ粉に水を加えて、なめらかになるまでこねた。カップ一杯のソバ粉に、同じくカップ一杯の水、という割合だ。次いで、挽いたコーヒーを一つかみポットに入れ、缶からすくいとった脂の固まりを熱いフライパンに落とすと、脂はパチパチ跳ねながら、すべるように広がった。いぶって煙をあげているフライパンに、こんどはこねあげたソバ粉を手際よく流し込んでゆく。それは溶岩のように広がって、脂が猛然と跳ねた。ソバ粉ケーキの縁が固まりはじめ、狐色に変色し、カリカリになった。ケーキの表面はゆっくり泡立って、たくさんの気孔が残されてゆく、、、。




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